修士生の論文が国際学術誌『Cureus』に掲載されました

 2023年度修士生(M2)の加藤彩菜さんが執筆した、脳卒中患者の上肢麻痺に対する有酸素運動の有効性についてのケースレポートが、医科学分野の国際学術誌Cureusに掲載されました。タイトルは、『Aerobic Exercise for Upper Limb Function in a Patient With Severe Paralysis With Subacute Stroke: A Case Report』です。

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脳卒中後の上肢重度麻痺に対する方略には限りがある。適切に管理された有酸素運動は神経可塑性を高めることがこれまでに報告されており、本症例に対して有酸素運動を導入した。有酸素運動導入後から上肢麻痺は改善し、有酸素運動が上肢麻痺に対して有効的に作用する可能性について言及した内容である。

加藤さんからのコメント:
この掲載論文は修士論文の内容ではありませんが、大学院で解決したいと思うきっかけとなった症例に関するケースレポートです。大学院では論文執筆の方法を学び、その学びを活かすことで、論文を投稿し掲載に至りました。
大学院の研究では脳卒中後の上肢麻痺に対する有酸素運動の有効性について研究しており、今後、科学的に検証していきたいと思います。

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